【医学部受験生必見!】センター英語のリスニングのステップアップ勉強法

2018年02月26日 効率的な勉強法

センター試験の勉強法

センター試験で他の科目と一線を画すリスニング。

今回は多くの受験生が勉強法で悩みがちなリスニング対策についてご紹介します。

センター試験における英語のリスニング

センター試験は全科目マーク式で、大学進学を志す全国の約50万人が受験します。

センター試験の受験が医学部の二次試験への出願の条件となるのが一般的ですが、必要となる科目は大学により様々です。

 

例えば、国立大学医学部を受験するのであれば、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B、英語、国語、理科2科目、社会1科目が通常課されます。

配点は、英語と国語が200点満点、その他は100点満点です。

つまり、国立大学の場合、センター試験は900点満点となります。

しかし、大学ごとにセンター試験と二次試験の配点の比率等が異なるため、志望大学でどのようになっているか、必ず事前に調べましょう。

さらにこのばらつきは、私立大学ではより顕著に見られます。

以上の理由から、センター試験は受験生の志望大学の選択に大きな影響を与える試験です。

 

その中で、英語は他の外国語とは異なり、リスニングが課される点で特徴的です。

筆記試験の内容に比べると、高校の授業などでも重点的に勉強する機会は少ないため、センター試験を前に、どのように勉強すればよいか分からない受験生も多いです。

 

英語は200点満点とお伝えしましたが、筆記試験200点満点、リスニング試験50点満点で採点をし、それを4:1の割合で合算する大学が大多数を占めます。

これは、他の外国語を選択した受験生と比較をするための配慮であると考えられます。

 

ただし、英語は筆記試験の点数のみで選考される場合や、筆記試験とリスニング試験の点数の合算の割合が異なる場合も一部の大学では見られます。

出願の際には、募集要項を調べておきましょう。

 

センター英語のリスニングの試験形式

リスニング試験の制限時間は30分です。

センター試験本番では、受験生一人一人にICプレイヤーが配布され、各自操作をしてイヤホンで音を聞いて受験します。

ICプレイヤーは一度起動すると、基本的には終了まで一旦停止等はできないため、注意が必要です。

 

大問は全部で4つで、大問3、4はそれぞれパートA、Bに分かれています。

聞き取る英語は、1人の話者が話すパターン、対話形式のパターンがあり、後に続く文章や内容に関する問が出題されます。

 

小問の数は、大問1が6つ、大問2が7つ、大問3、4が6つずつでの計25問で固定されており、配点は1つ2点です。

センター英語のリスニング試験で目標とする点数

さて、それでは医学部受験生は、リスニング試験で何点を目指せばよいでしょうか?

上でも述べた通り、大学の配点等に左右されますが、今回はオーソドックスな4:1の割合で筆記とリスニングを合算する国公立医学部を受験する場合について考えてみましょう。

 

国公立医学部の合格者のセンター試験の平均点を見てみると、およそ810/900(90%)となっています。

よって合格最低点以上を取ることを考えるのであれば、少なくともセンター試験では780/900(約87%)稼ぎたいところです。

結論としては、医学部志望の受験生は、

数学2科目:180/200、英語:180/200、国語:160/200、理科2科目:180/200、社会:80/100

を取ることを目標としてください。

 

これを踏まえると、リスニング試験で44点、筆記試験で181点取れば、合計でちょうど180点となります。

センター英語のリスニング試験の出題傾向

リスニング試験の大問の問題形式は、毎年傾向に変わりはありません。

具体的には、

【大問1】短い対話を聞き、適切な内容や適当な絵などを選ぶ

【大問2】短い対話の後に続く応答文を選ぶ

【大問3】

A:短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

B:図や表に関する長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

【大問4】

A:長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ

B:状況が記載されている長めの3人の会話について、質問に対する答えを選ぶ

となります。

 

ちなみに大問3、4の質問は、TOEICなどとは異なり、問題用紙に記載されています。

センター英語のリスニング試験のステップアップ勉強法

そもそもセンター試験英語の筆記試験とリスニング試験は、形式こそ違うものの、求められている能力はほぼ同じと言っても過言ではありません。

これは英語やリスニングの苦手な受験生が勘違いしがちなポイントです。

わたしがこの記事を通して、最も伝えたいことの一つでもあります。

 

基本的には、

・単語力

・文法・語法知識

があれば対応可能な試験内容です。

 

「本当かな?」と思われる方もいるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。

例えば、問題集の解答でリスニング試験で読まれた文章を読めば理解できませんか?

少なくとも筆記試験で一定の点数を取れる受験生にとっては、リスニングで聞き取る文章のレベルは決して高いものではないはずです。

 

ではなぜ筆記試験では得点できて、リスニングは苦手という受験生がいるのでしょうか?

理由は、聞こえてくる音と自身の英語の知識とを結びつけられていないことであると考えられます。

 

以上のことから、リスニングの点数が伸びなければ、以下のステップで勉強をしてみてください。

STEP.1

二次試験に向けた普段の勉強の中で、単語の発音を意識し、読んだときに音がイメージできるようにしましょう。

実際の手順としては、時間があれば単語帳付属のCDなどでネイティブの発音を聞くのが理想ですが、発音記号をマスターして辞書で調べるたびに頭の中で発音してみるだけでも効果があります。

また電子辞書には、発音を聞ける機能がついているものも多いので、ぜひ活用しましょう。

STEP2.

リエゾン(音の連結)など、英語の会話文ならではの音の変化に慣れましょう。

リエゾンとは、子音で終わる単語に母音の発音で始まる単語が続いたときに、子音と母音の音がくっつくというルールです。

例えば、”How are you?”のそれぞれの単語を別々に発音すると、「ハウアーユー」となりますが、会話文では「ハワーユー」といったように変化します。

また、”excuse me”をカタカナで表すと「エクスキューズミー」ですが、会話では最初の母音にアクセントがないためほとんど発音されず、「ックスキューズミー」のように聞こえます。

リエゾン以外にもこのような特徴的な音の変化はたくさんありますが、このような音の変化を調べ上げて一つ一つつぶしていくのは不可能です。

センター試験直前期に演習を繰り返すことで、リエゾン等のルールを理解し聞き取れるように練習してください。

 

ただし、STEP.1に関しては、一朝一夕で身につくものではないので、二次試験に向けた単語帳の勉強などの際から意識的に取り組みましょう。

STEP.2は12月中旬から過去問や実戦問題集でトレーニングを積んでください。

もし聞き取れない問題があれば、解答で読まれた文章をチェックし、聞こえた音と英文を結びつける作業は必須です。

 

要は「単語を聞いて分かる」→「英文を聞いて理解できる」とステップアップをしていくイメージです。

リスニング対策は普段の勉強からする余裕はなく、絶対的に演習量は少なくなりがちです。

センター試験直前期に重点的に対策をすることをお勧めします。

分量としては3~5セット程度すれば十分です。

それでも得点が伸びなければ…

そうはいっても、リスニングは短期でトレーニングを積むだけではなかなか点数が上がらないのも事実です。

筆記試験では英語を前から読まず、パズルのように解くことも可能です。

入試を突破する観点からすると、パズルのように解くこと自体は全く問題ないのですが、リスニングは流れてくる会話を聞いて理解する必要があり、このような解法では限界があります。

 

30~40点くらい取れていて、対策してもなかなか伸びなければ諦めるのも一つの手段として心に留めておいてください。

点数が圧縮されるリスニング試験で、あと数点あげる努力をするよりは、他の科目の対策に時間を割いた方が間違いなく合格に近づきます。

リスニング試験本番で高得点を取るコツ

最後に、リスニング試験本番で、少しでも点数を伸ばすコツをお伝えします。

 

わたしが実践していたのは、第一に「5W1Hに注目する」ことです。

5W1Hとは、When、Where、Who、What、Why、Howの頭文字をまとめたものです。

すなわち、「いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように」に注目するのです。

会話文の最後が5W1Hを用いた文で終わっている場合、おのずと正解の選択肢が導かれます。

会話の流れをつかむうえでも重要なテクニックなので、5W1Hが聞こえたら、体が反応するくらい慣れておきましょう。

 

次のコツは、「各問題で英語の放送が終わった後、解答のための時間が取られるため、早く解答できた場合は次の問題の質問や選択肢の内容を読んでおく」ことです。

あらかじめ次の問題の質問内容が頭に入っていれば、聞き取るべきポイントが先読みでき、圧倒的に有利になります。

しかし、先読みすることに気を取られすぎて、会話を聞き逃すと本末転倒なので注意してください。

先読みのテクニックは、十分に余裕があると判断できたときだけ使いましょう。

 

以上、2つのコツを紹介しましたが、いずれにしても英語の基礎がしっかりしていなければ使えないものです。

まずはリスニング力そのものを高める勉強をし、プラスアルファとしてコツをつかんでいってください。

まとめ

センター英語のリスニングについてまとめると、

①センター試験英語は、筆記試験(200点満点)とリスニング試験(50点満点)が課される

②多くの大学で筆記試験とリスニング試験を4:1に合算して200点満点とする

③小問は25個あり配点は各2点、可能な限り44点を目指す

④センター英語のリスニング試験の出題パターンは、

【大問1】短い対話を聞き、適切な内容や適当な絵などを選ぶ

【大問2】短い対話の後に続く応答文を選ぶ

【大問3】

A:短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

B:図や表に関する長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

【大問4】

A:長めの英文の内容について、質問に対する答えを選ぶ

B:状況が記載されている長めの3人の会話について、質問に対する答えを選ぶ

⑤リスニング試験の対策としては、「STEP.1単語を聞いて分かる」→「STEP2.英文を聞いて理解できる」というステップアップを意識する

⑥30~40点程度から点数が伸びなければ、諦めて他の科目の勉強に時間を割くのも一つの手段

⑦リスニング試験で問題を解くコツは、

・5W1Hに注目する

・質問内容を先読みする

の7つがポイントです。

 

リスニング試験は率直に言うと、点数が取れる人はそこまで特別な対策をしなくとも高得点が取れ、苦手な人はとことん苦手な傾向があります。

そうはいっても勉強することで一定以上の点数は必ず取ることができます。

「周りは小さいころから英語に触れていて自分はそうじゃなかったから…」と全く対策しないのではなく、少なくとも30点以上は確保してください。

リスニングといえども、求められている英語力は筆記試験と同じということを忘れないでください。

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