歌丸さんから学ぶ!医学部受験の浪人生が持つべき覚悟

2018年07月09日 効率的な勉強法

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先週の7月2日、落語家の桂歌丸さんが亡くなられました。1966年から始まった人気番組「笑点」を初期から支え、最後には司会も務めました。各新聞社も一面に、歌丸さんの逝去(せいきょ)を一面で報じていました。このことからも、歌丸さんの知名度の高さや人気ぶりが伺えます。読者の方も、きっと、ご存知の方も多いのではないでしょうか?    本日は、落語を愛し、落語一筋で生きてきた歌丸さんの人生と言葉を通して、我々医学部受験生が学べる「覚悟」についてご紹介致します。

桂歌丸さんの人生とは?

桂歌丸さんのことはご存知でも、「どんな生き方をされたのか?」まではご存知ではない方もいらっしゃると思います。そこで、まずは簡単に桂歌丸さんの歩んだ人生をご紹介させていただきます。

 

桂歌丸さんは、幼い時に父を亡くし、母が家を出たため、9歳の時から祖母に育てられたそうです。小学生の頃から、ラジオで落語放送を聞くようになり、「落語家っていいな」と思うようになったそうです。その後も、どんどん落語にはまっていき、中学2年生の頃に、落語の舞台を実際に見て、落語家となる決心をします。

ラジオで落語と出合ったことが運命を変えたわけですから、人生何がきかっけで変わるかわかりませんね。よく学び、よく遊べとは言いますが、「よく遊べ」の中には、様々なことをやることで、自分がどんなものに興味があるかを見つけなさいという意味もこめられているような気がします

 

 その後、落語の世界に入り、誰もが知る長寿番組「笑点」のメンバーとして、1966年の初回放送から、2016年に笑点を降りるまで、実に50年間、同番組に携わります。「笑点」の司会となったのは、2006年からなので、ちょうど、医学部受験生の皆さんには司会者としてのイメージが強いのではないでしょうか?

歌丸さんがすごいのは、落語に対する情熱と仕事に対する真摯な姿勢です。

生前はかなり大きな病気を何度もされていました。1973年に脱腸・2001年に急性腹膜炎という病気でお腹を切る手術をしています。お腹を切った後はすさまじい痛みなんですが、それでも番組を休むことはなかったそうです。

2006年には、腰部脊柱管狭窄症のため手術を行いますが、この時も番組に穴をあけることはありませんでした。2009年には肺気腫で入院。2014年には帯状疱疹を患い入院。2015年には腸閉塞を患い入院となります。

 これだけ病気をされていても、皆さんご存知の通り番組で元気なお姿を見せ続け、私たちを笑わせてくれていました。

 

 2016年、御年79歳の時に、笑点の司会を引退されますが、その後も落語を続けています。2017年も高座(こうざ・落語を行う舞台)へ上がり、落語をお客さんに披露されています。そして、今年4月も酸素吸入を行いながら、落語を披露されています。実に、亡くなる2ヶ月前まで、落語を披露されていたことになりますから、まさに落語を愛し落語に生きた方といえるでしょう。情熱を注ぎ、生涯現役で活躍した生き方は、とても感動します。

桂歌丸さんの名言

そんな歌丸さんですが、次のように言われていたことが印象に残っています。

 

 本当に自分で好きで選んだ道ですから、好きで選んだ道を自分でやめたら

自分自身の負けになると思って歯を食いしばりました

 

 この言葉は「落語をやめようと思ったことはないか?」というテーマでインタビューを受けたときに、歌丸さんが、言われていた言葉です。

 

上記の言葉を答えられる前に、次のようにも言われていました。

 「ものすごい苦しい時代もありました」と。

 

よく考えてみたら、どれだけ好きでも、嫌になるときや、苦しいと思うときがあるものだと思います。それでも続けられたのは、自分で選んだ責任を全うするため、自分自身に打ち勝つためだったと言われています。

「自分で選んだ道」だという覚悟はあるか?

もちろん、歌丸さんが生涯落語を続けてきたことは偉大であると思います。コツコツと継続する姿勢は、我々も学ぶべきだと思います。しかし、それよりも、医学部受験生である、あなたにお伝えしたいことがあります。それは、医学部受験という道について、「自分で選んだ道」だという自覚を持っていますか?ということです。

 

 医学部というのは、他の学部とは違い、医学部に入った時点で自分の進む道がほぼ決まります(中には私のような例外もいるとは思いますが、、、苦笑)。理学部や工学部などの、他の学部であれば、大学に入ってから自分の道を探しますが、医学部は、医者になるために、医学部を選んだという人がほとんどでしょう。

 

 つまり、あなたは医者になるという道を自分で好きで選んだわけです。そして、医者になることを志しているあなたにとって、今の受験期と、大学の在学期間は「修行中」の期間であるとも言えます。医学部受験は、7%という熾烈(しれつ)な競争ですから、苦しい時もあることと思います。大学に入ってからも学ぶ量が多くて、大変だとか、辛いと思うこともあるでしょう。そんな時、先ほどご紹介した、この言葉を思い出して欲しいと思います。

 

 本当に自分で好きで選んだ道ですから、好きで選んだ道を自分でやめたら自分自身の負けになると思って歯を食いしばりました

 

 物理的に学費を援助してくれなくなるとか、勉強時間を確保できない理由がある場合は、好きで選んだ道をやめるという選択肢もいいでしょう。しかし、援助をしてくれる人がいるなら、自分で決めた道だからという「覚悟」を持って、歯を食いしばって頑張って頂きたいと思います。

「自分自身の負けになる」の意味は?

特に、浪人生の方に、この言葉を送りたいと思っています。浪人すると自分で好きに決めれる自由な時間が増えます。すると、中には、授業に行かず、ゲームセンターに行ったり、カラオケに行ったりして遊ぶ人や、ぼーっとして過ごす人がいます(これ、信じられないかもしれませんが、結構います)。その人は、「自分で好きで選んだ」という覚悟が抜けているのだと思います。また、不合格になって、辛いなと感じたり、周りの人から「向いていないからやめたら?」と言われた時、医学部受験をやめようかなと思う時もあると思います。そんな時に、この言葉を思い出して頂きたいと思います。

偉そうに申し上げていますが、5浪した私(石戸)も浪人中遊んだりぼーっとしたりする人でした。それは「覚悟」が足りなかったのだと思います。「覚悟」を持つようになって、しっかり勉強するようになってからでも、不合格ばかりもらい、周りから「無理」と言われるため、医学部受験をやめようかなと思ったことも正直あります(あ、私は20大学以上不合格を頂いており合格は1つももらっていません。どうですか?さすがに全部不合格は、かなり凹みますよ 苦笑)。

やめようかなと思った時に思っていたことは、「医学部受験は自分で選んだ道だから、それを曲げたら、今後、何か同じように困難に直面したときに、また選んだその道を曲げてしまう」ということです。

 

きっと、これを歌丸さんは「自分自身の負けになる」と表現されているのだと思います。だから、特に、浪人生の方に、この歌丸さんの言葉を伝えたいです。浪人していたら、現役の頃よりも辛いと感じることはあると思います。しかし、自分で選んだ道だからと「覚悟」を決めて、歯を食いしばって今日も勉強に励んで頂けたらと思います。

 そして、見事医師になり、今度は私たちが歌丸さんのように、将来現役で活躍する医師になりましょう。そうすれば、天国で歌丸さんもきっと喜んでくださると思います。

まとめ

本日は、笑点でお馴染みのメンバーであった歌丸さんの人生と名言をご紹介致しました。

 

歌丸さんが、御年79歳のとき、次のように語られていました。

「まだまだこれから一生懸命ネタを増やし、

またネタを研究し、また新しく覚え、やっていきたいと思っています」

その言葉どおり、落語の研究を続け、亡くなられる最後まで私たちに落語を披露してくださいました。

 

 本当に自分で好きで選んだ道ですから、好きで選んだ道を自分でやめたら自分自身の負けになると思って歯を食いしばりました

 

落語を愛し、落語に生きた人生。

生涯を落語に捧げ「落語は私にとって命です」と言われた歌丸さんから語られた、この言葉はとても重たいものですね。

 

この名言を通して医学部受験生のあなたに、学んで頂きたいことは、

・自分が好きで選んだ道だという覚悟を持つこと

・辛いときがあっても自分との闘いだと思い頑張ること

です。

 

医学部受験という困難に立ち向かう中で、きっと辛いこと・思い通りにいかないことを経験することもあると思います。そんな時には、この言葉を思い出してください。そして、どんなことでも笑いに変えていった歌丸さんのように、辛い経験も笑いに変えていきましょう。そうすれば、歌丸さんも喜んでくださると思います。

また、最後になりましたが、歌丸さんのご冥福をお祈り致します。ずっと、番組を見てきたので亡くなられたと聞いて悲しみがこみあげてきます。今までありがとうございました。

 

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