医学部再受験生必見!短期間で合格を掴み取るための3か条

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医学部受験では、膨大な出題範囲を相手に、勉強を進めていかなければなりません。

誤った勉強法によりだらだらと浪人期間が延びる受験生がいます。しかし、再受験生にとって浪人期間は、その後のキャリアに少なからず影響を及ぼします。

今回は、再受験生が効率よく勉強し短期間で医学部合格を掴み取るために、必要となる3か条をお伝えします。

そもそも一年以内に医学部に合格できるの??

医学部入試に臨む再受験生の多くは、現役生や1浪、2浪程度の浪人生に比べると、「早く合格しなければ」という時間的なプレッシャーを感じることになります。

それは年齢による焦り、浪人期間の金銭面の負担などに起因します。

 

それでは、医学部に合格するためにはどの程度の勉強時間が必要でしょうか?

 

率直に言えば、これはあなたの持つ経歴に左右されます。

しかし、この期間をできるだけ短くするための手法は、100%存在します。

 

わたしが仕事を辞めて8カ月で国立大学医学部に合格し再受験を成功させた経験からも、そして、私が知っている見事医学部再受験を成功させた事例からも、一度大学を出た受験生であれば、1年あれば十分に目標を達成できると確信しています。

 

そのためにも、これから紹介する「3か条」を実践することをオススメします。

第一条 己を知ること

第一に自身の現在の実力を把握する必要があります。

わたしの場合、実際に受験勉強を始める前に、センター試験の過去問を実際の形式に従って解いてみました。

結果は、数学は6割、理科に至っては3割という惨憺たるものでした。

 

ただ、ここで大事なのは何点取れたかではなく、これから先何をしなければならないかを明確化することです。

 

多くの再受験生はおそらくわたしと同じような状況からのスタートとなるでしょう。

いかに厳しい現実を突き付けられたとしても、あなたは再受験をすると決めたはずです。

あくまでも参考資料の一つとして自分の中で消化してください。

 

反対にセンター試験レベルはもう自信があるという方は、二次試験で腕試しをしてもよいでしょう。

第二条 彼を知ること

自分の実力が分かった後は、早く勉強が始めたくてうずうずするものです。

でも、まだもう少し待ってください。

やみくもに勉強を始めても、分量の多さに辟易してしまうだけです。

 

そうならないためにもまずは、センター試験やあなたが受験しようと考えている大学の二次試験の問題を分析しましょう。

 

注目すべきポイントは、次の3つです。

①出題される単元の傾向

(例.数学では毎年面積の積分計算が出る、物理では熱サイクルの問題しか出ない)

②問題のレベル

③合格者の得点率

 

 

確かに、時間のあるうちはすべての範囲を網羅するための勉強をしなければなりません。

しかし、直前期(1月以降)は特に上記を意識した勉強が必要となります。

また、直前期でなくても、自分にとって重要なポイントか否かがはっきりとし、メリハリをつけて勉強を進められるでしょう。

 

問題集の内容をすべて完璧にすることに固執して、かえって中途半端に問題をこなしただけという結果に終わる受験生がとても多いです。

努力を結果に結びつけるために、ある程度本番が近づいてきた段階で、きっぱりとすべての範囲に目を通すことから、出題頻度の高い分野を優先的に強化する方針に切り替えてください。

 

ヤマを張るというと聞こえが悪いですが、これに近いことは絶対にすべきです。

きっちりと分析をしていれば大幅に外れることはないはずです。

もし外れたとしてもそれはほとんどの受験生にとっても同じ状況なので、差はつきません。

 

加えて、自己学習のみで再受験に臨む場合は各科目全体について、事前に分量や難易度等の概要を掴む必要があるでしょう。

予備校に通っている人も、あなたの志望校に合わせたカリキュラムにはなっていないので、志望校の分析を行ってどのように対策を立てるか考えましょう。予備校に通っている場合は、先生に相談するというのも一つの手です。

 

私の場合は、幸いなことに、医学部受験のプロである石戸先生から、、私に合った学習計画を提案していただけました。

教科書や問題集を頭から取り組むだけでは、効率的な勉強はできないので、注意が必要です。

第三条 点数をどこで稼ぐかを見極めること

最後にどこで点数を稼ぐか/稼げるか考えましょう。

この点は再受験生によってばらつきがあるかもしれません。

 

もしあなたがわたしと似た境遇の方なら、センター試験で点数を稼ぐことをお勧めします。

個人的な感想としては、センター試験は短期間で点数が伸び、二次試験の問題は短い勉強期間では俯瞰的に捉えられず、点数が伸びづらいです。

 

とはいえ、再受験を成功させた方の中には理系の大学院出身で記述模試でも最初からA判定、といった人もいます。このような人は、二次試験で点数を稼ぐという戦略を立てるのもありでしょう。

最初に述べたように己を良く知った上で、柔軟に志望大学や作戦を考えてみてください。

まとめ

今回再受験生のあなたにお伝えしたいことは、再受験を成功するために必要な3つの心得です。

第一条 自分の実力を把握する

となります。

 

一見すると点数に直結しないことをたくさんしなければならないようです。

しかしこれらすべては、結果的に受験勉強の効率化につながるものです。

かの有名な孫子に、「彼を知り己を知れば百戦危からず」とあります。

まさに今回の内容にぴったりな言葉ではないでしょうか?

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