「望月光 古典文法講義の実況中継」の医シュラン!医学部受験で勝つ問題集の使い方

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医学部受験で勝ち抜くには、わかりやすい授業を受けることに加えて、いかに自主学習時間を効果的なものにするかが鍵となります。

 

自習の時間を効果的なものにするためには、2つのポイントがあります。それは、

「自分にあった教材を選ぶこと」と

「効果的に教材を使うこと」です。

 

ここでは、「望月光 古典文法講義の実況中継」(語学春秋社)について、どんな人が使うと効果的か?また、どのように使えば効果的か?の2つについて紹介していきます。

 

※ このサイトでは、医学部受験を勝ち抜いた成功者の人の意見をもとに参考書・問題集を勝手に評価する通称医シュランをつくっています。ぜひ、自主学習の参考書・問題集に役立ててください。

いつでもどこでも予備校の講義を受けられる!?

予備校に通っている皆さんの中には、「講義が大事なのは分かるけど、日程は決まっているし意外と時間が拘束されるんだよなあ…」と感じたことが一度はあるのではないでしょうか?特に医学部受験を考えている場合、古文を使うのはセンター試験のみで配点も50点分だけであるため、できる限り時間を掛けずに勉強を進めたいと思うのも当然です。

 

そんなあなたにお勧めしたいのが、本日紹介する「望月光 古典文法講義の実況中継」です。

 

タイトルからも分かるとおり、「望月光 古典文法講義の実況中継」の特徴は何と言っても、予備校で行われている講義を中継したような書き口で説明がされている点です。著者である望月先生は予備校講師をされており、実際に関西弁の小気味良いテンポで進む授業を受けている気分になりながら、古文の勉強をすることができます。

 

生の授業を聞くために教室に通ったり、映像授業のための設備・機器を準備したりする必要がなく、手元にある「望月光 古典文法講義の実況中継」を開くだけでいつでもどこでも予備校の講義を受けられるのは、理系科目に時間を割きたい医学部受験生にとって大きな魅力ではないでしょうか?

古典文法講義の実況中継の構成は?

それではまず、「望月光 古典文法講義の実況中継」の構成を見てみましょう。

 

本書は2冊からなり、第①巻では古文で用いられる助動詞や格助詞・接続助詞・副助詞について、第②巻ではその他の助詞や細かな文法事項および品詞の識別について、が説明されています。

品詞の識別とは、例えば「なむ」であれば、終助詞なのか係助詞なのかそれとも完了の助動詞「な」+推量の助動詞「む」なのか、といったこと判別することです。古文の勉強の中で一つの大きな目玉であり、品詞の識別ができるかどうかが点数を直接左右するといっても過言ではありません。

 

ひとつの論点は1回分の講義として構成されており、第①巻では第1回~13回、第②巻では第14回~29回の内容が掲載されています。また、いずれの参考書の巻末にも「文法事項総まとめ」があり、改訂第3版以降に新たに追加されたものです。

 

各回はそれぞれの論点の説明からスタートし、区切りの良いところで重要事項がまとめられています。この重要事項のみを一括して見直せるようにしたのが、上述の「文法事項総まとめ」です。さらに適宜、内容の理解を深めるために数問の例題が準備されているので、独学で古文の勉強をする受験生でも実力をつけることができます。

 

注目なのが、関西弁の口語調の説明部分で毎度のように行われるリアリティのある講師と生徒とのかけあいの部分で、単調な参考書を読むのが苦手な人であっても飽きることなく取り組めるでしょう。

「古典文法講義の実況中継」の3つの特徴

さて、「望月光 古典文法講義の実況中継」の構成をお伝えしましたが、続いて本書の特徴を見ていきましょう。本書の特徴は以下の3つになります。

 

・特徴1:品詞の識別に重点が置かれている

・特徴2:重要事項のまとめが掲載されている

・特徴3:短期間で古文の基礎が学べる

 

それでは、本書の各特徴を詳しくご説明して、効率の良い活用法も見ていきましょう。

特徴1:品詞の識別に重点が置かれている

すでにお伝えしているように、古文において品詞の識別は長文を読む際にも問題を解く際にも、非常に大きな役割を果たす事項です。センター試験でも毎年、必ず1問、品詞の識別に関する問題が出題されています。裏を返せば勉強したことが得点にも直接つながるため、時間に対するコストパフォーマンスもよいといえます。

 

第①巻は助動詞の説明が大半を占めており、既に身についている読者にとっては簡単に感じる場合もあるため、第②巻を手に取らない現役生・受験生が散見されます。しかし、第②巻の品詞の識別こそが本参考書の醍醐味なので、最後まできちんと取り組みましょう。

 

高校の検定教科書等でも時間を掛ければ文法事項は修得可能ですが、短期間でマスターを目指すのであれば系統立てされた参考書が何よりの助けになるはずです。

特徴2:重要事項のまとめが掲載されている

本書の各回の合間に事項ごとに大事なポイントがまとめられていますが、試験前にざっと復習をするとなると探し出すのにやや手間がかかります。この点、第①巻、第②巻の末尾にはこれらの重要事項が「文法事項総まとめ」として再掲載されています。

 

品詞の識別のみならず、他の文法事項についても同様に、検定教科書ではなかなかメリハリをつけた説明がなされていません。問題を解くにあたって、どこが重要で何を暗記しなければならないかに絞って復習したい場合は「文法事項総まとめ」に目を通すと良いでしょう。

 

加えて、「文法事項総まとめ」の中でも苦手な事項や特別に重要と感じるものに関しては、あらかじめ印をつけておけばさらに要領よく確認ができるので使い方を工夫してください。

特徴3:短期間で古文の基礎を学べる

本参考書は2冊こなさなければならず、ページ数もそれほど少ないわけではありません。それでもなぜ短期間で古文の基礎を学べるかというと、文体が口語調であることが理由として挙げられます。口語調であるためどうしても文章に直すと文字数は多くなりますが、真に覚えなくてはならないエッセンスは限られているのです。

また、固い表現の参考書に比べると口語調は読みやすいのも事実です。

これらが相まって、参考書の分量に対して読み終えるまでにかかる時間はだいぶ短くなるので、見かけの参考書の厚さにひるまずに取り組んでみてください。

 

細切れの時間を使っておよそ1カ月で読破可能です。隙間時間を利用してたった1ヶ月で古典文法の全体像がつかめると考えたら、非常にお得ではないでしょうか?

また、読破した後は、内容を忘れないうちに、どんどん長文に挑戦しましょう。覚えた知識を実際に使う練習に移ることができたら、センター試験の古文の攻略は目前です。

「古典文法講義の実況中継」はどんな人におススメ?

続いて、「望月光 古典文法講義の実況中継」はどのような人が使うと効果的か考えてみましょう。

 

本書は、予備校の古典文法の講義を1年間聴講するのと同じだけの情報量が得られることを意識されており、文章を読むうえで欠かせない文法知識は確実に網羅されています。

一方で、センター試験で出題されるような長文を読む練習には使うことができず、また古典単語の勉強も別途必要となります。

 

そこで「望月光 古典文法講義の実況中継」をおススメするのは、

・古文の助動詞の活用と意味を覚えていない高校生および受験生

・古文の文法の識別問題で苦手な高校生および受験生

となります。

 

具体的には、古文が苦手な現役生、高校や予備校の講義を聞いても文法知識が身につかなかった受験生、現役から長いブランクがあり、ほぼ0から古文の勉強を始める再受験生等が想定されます。

本書を使わないほうが良い人とは?

それでは、逆に「古典文法の実況中継」を使っても効果が薄い方はどんな人でしょうか?

必ずしもすべての現役生・受験生におススメできるわけではありません。どのような人は使わない方が良いのかを見ていきましょう。

 

結論から申し上げると、

・すでに古典文法の知識が身についている現役生あるいは受験生

です。

 

「望月光 古典文法講義の実況中継」は確かに文法事項を網羅的に学ぶことができ、品詞の識別等、問題を解くことに資する能力を向上させることができます。ところがあくまでもこれらは「文法知識」であり、「知っていること」と「使えること」とは全く別物です。

すなわち、本書に繰り返し取り組んで「知っていること」の強化ばかり行っても、センター試験の問題の点数を伸ばすことはできません。文法事項の勉強が済んだら、なるべく早く長文を用いた実戦演習を始め、「使えること」を増やしていってください。

 

ちなみに古文の長文を読み解くには、文法知識とともに重要単語の暗記も不可欠なので、「望月光 古典文法講義の実況中継」と同時並行で単語帳も進めておくと、スムーズに問題演習に移行することができるでしょう。

 

 あくまでも古文の長文を読むための土台作りとして、「望月光 古典文法講義の実況中継」を使用してください。土台作りとしては大変おすすめの参考書です。ぜひ、本書で系統的に文法知識を学び、得た文法知識を、長文を読みながら、使える知識にしていってください。そうすることで、入試古文で安定して高得点を取ることができます。

まとめ

医学部受験生に限らず、理系学生にとって古文に多くの時間を割くことはためらわれることと思います。そのような状況下で、過不足なくかつ短期間で古典文法の基礎を身に付けることのできる魔法の一冊が「望月光 古典文法講義の実況中継」です。

 この「望月光 古典文法講義の実況中継」には、次の3つの特徴があります。

・特徴1:品詞の識別に重点が置かれている

・特徴2:重要事項のまとめが掲載されている

・特徴3:短期間で古文の基礎が学べる

 

 「2冊もあるのか!?」と尻込みをしてしまうかもしれませんが、口語調で読みやすく書かれているため、あっという間に目を通すことができます。1ヶ月もあれば古典文法を身につけることができるので、すごくお勧めの参考書です。

 

とはいえ、文法事項をマスターするだけではセンター試験の問題が解けるようになるかというと、決してそうではありません。本書にスピード感をもって取り組み、土台が完成したら長文読解にチャレンジすることで初めて実力がついていきます。

 

予備校の講義を「いつでもどこでも」受けられるメリットを最大限生かして、電車の移動中や寝る前の30分といった隙間時間をフル活用しましょう!!

 

具体的な問題集の取り組み方については、他の記事で紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。

「実力をつけるための問題集のトリセツ!効果的な11個の使い方」

 

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本記事内で登場した過去のオススメ記事

「実力をつけるための問題集のトリセツ!効果的な11個の使い方」


 

本記事で登場したお勧めの問題集・参考書

「望月光 古典文法講義の実況中継」(語学春秋社)


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