【大公開】国公立医学部49大学・偏差値ボーダーランキング(2022年度版)

全国公立医学部偏差値ボーダー

医学部進学会代表で現役医師の石戸です。
本日もあなたに価値ある医学部受験情報をお届けしていきます。

本日のテーマは「国公立大学医学部の偏差値ボーダーランキング(2022年度版)」
というテーマで河合塾さんが発表された医学部偏差値ボーダーを元に、
大学ごとの2022年度の偏差値をランキング形式で公開していきます。

2022年度のボーダーランキングは最高偏差値が72.5となり2大学。
最低偏差値が60で5大学となりました。
全49大学のボーダー偏差値を発表していきますのでぜひご覧頂き、
あなたの志望校決定の材料としてお役立て頂ければ嬉しいです(^^)

そもそもボーダー偏差値って何?

まず始めに、「ボーダー偏差値(通称:ボーダー)」について説明していきましょう。

ボーダー偏差値とは、合格者よりも不合格者が初めて上回った偏差値を表します。この説明だけではピンと来ない方も多いと思うので、具体的な例をあげましょう。

例えば
・偏差値70で合格者が6名、不合格者が2名
・偏差値67.5で合格者が5名、不合格者が4名
・偏差値65で合格者が3名、不合格者が4名
・偏差値62.5で合格者が2名、不合格者が8名
の場合、初めて合格者数よりも不合格者数が多くなったのは、偏差値65となるので、ボーダー偏差値は65となります。

このように、不合格者数が初めて合格者数を上回る偏差値をボーダー偏差値といいます。
ちなみに、受験業界ではよく「ボーダー」と言われます。

毎年、ボーダー偏差値を河合塾さんが、全統記述模試の偏差値を元に算出されています。

今回は上記データをまとめランキング化しました。
それでは、いよいよ2022年度の偏差値ボーダーランキングを発表していきましょう。

2022年度国公立医学部ボーダー偏差値ランキング

それでは、早速、2022年度のボーダー偏差値ランキングを見ていきましょう。まずは、各偏差値帯と順位は以下のようになります。

1位 偏差値72.5 2大学

3位 偏差値70.0 3大学

6位 偏差値67.5 4大学

10位 偏差値65.0 21大学

31位 偏差値62.5 14大学

45位 偏差値60.0 5大学

偏差値60でも医学部に合格できるというのは驚きですよね!?医学部が易しくなってきているということを実感して頂けることと思います。

それでは、続いて、各大学の偏差値がどうなのか?みていきましょう。

1位の2大学は言わなくてもわかるとは思いますが、、、

東京大学京都大学です!
(さすが最強ですね)

3位の3大学は、東京医科歯科大学、大阪大学、山梨大学(後期)でした!

6位の4大学は、千葉大学、横浜市立大学、岡山大学、九州大学

10位の21大学は、

北海道大学、東北大学、筑波大学、群馬大学、新潟大学、信州大学、金沢大学、福井大学、名古屋大学、名古屋市立大学、三重大学、滋賀医科大学、京都府立医科大学、大阪公立大学、神戸大学、奈良県立医科大学、島根大学、広島大学、山口大学、愛媛大学、長崎大学

31位の14大学は、

旭川医科大学、福島県立医科大学、富山大学、岐阜大学、浜松医科大学、和歌山県立医科大学、鳥取大学、高知大学、佐賀大学、熊本大学、大分大学、宮崎大学、鹿児島大学、琉球大学

45位の5大学は、

札幌医科大学、秋田大学、山形大学、徳島大学、香川大学

でした。

過去5年間の国公立大学医学部の偏差値ボーダーの推移は?

最後に、2022年度の国公立医学部偏差値ボーダーが過去とくらべてどうだったのかみていきましょう。

結論から申し上げると、2022年度の偏差値ボーダーは低下しています。具体的には、過去5年間の平均偏差値の推移は以下のようになります。

2022年度 64.6

2021年度 65.2

2020年度 65.6

2019年度 66.0

2018年度 66.4

確実に、国公立医学部の偏差値ボーダーの平均は下がってきていますね。

他の記事でもお伝えしているように、確実に医学部は易化していると言えます。

医学部を目指している方は今がチャンスです!
ぜひ、未来は明るいと信じて頑張って頂ければと思います。最後に、この記事があなたの医学部合格に役立つこと祈っております!!

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