勉強の生産性アップ!医学部受験生におすすめの息抜き方法

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本日は、日曜日。

 

日曜日は、基本的に学校がなく、時間が比較的あるため、「息抜き」をされた方も多いのではないでしょうか? ところが、「息抜きって、どんな時に、どのようにしますか?」と聞いても、明確な答えが返ってこないことが多いです。 そこで、本日は、おすすめの息抜きの方法をお伝えします。この記事によって、あなたの勉強法がメリハリをつけたものになれば幸いです。

休むことも大切です

中には、「私、休まなくても平気です」という人もいることでしょう。しかし、休まないことによって、かえって生産性が下がっている可能性があります。もちろん、一日中勉強をしないという休み方は、医学部受験生にはやりすぎである気がしますが、定期的に「息抜き」を取り入れることによって、生産性が上がるということも多々あります。

 

 そういえば、先日「セブンルール」(関西テレビ)という番組で、ミシュラン二つ星に輝いた日本料理店で、スタッフ全員が昼寝を行うという場面が取り上げられていました。何でも昼寝を取る取らないでは、午後の仕事の生産性が全く違うそうです。

 この例に限らず、今では、生産性を高めるために、「昼寝」を行うことを取り入れているところは多々あります。このように、肉体的・精神的に「休む」ということは、高い生産性を高める上でとても重要なのです。

 

 では、なぜ、「休む」ことが必要なのでしょうか?

 

 それは、人間は、ずっと頑張り続けることはできないからです。まして、頑張る対象が、嫌いなものであればなおさらです。以前「勉強嫌いな人が辛い勉強に耐えるコツ」の記事で紹介したコツのように、歯を食いしばって頑張るための努力も大切です。しかし、同時にエネルギーを貯めるための、息抜きをすることも、同じくらい大切です。

「息抜き」なのか?「堕落」なのか?

「息抜き」をすることが大切ということを申し上げると、私のような怠け者で都合の良い解釈をする人は、すぐ安易な方向に逃げます(笑)

「石戸が休むことも大事って言ってたし」と親御さんに印籠(いんろう)を掲げながら休む時間を増やします(笑)

 

しかし、それは、違います。勉強時間と息抜きをメリハリをつけて取ることが大切と言っているわけであって、勉強時間が確保された上で休まなければそれは、「息抜き」とは言えません。

 

私がよく塾生の方に申し上げるのは、息抜き」はしてもいいけど、「堕落」はしてはいけないと申し上げています。

どういうことかと言うと、、、

 

しっかり勉強した上で、次に備えたエネルギーを蓄えるために休むのは、「息抜き」です。

 

一方、

 

勉強していないのに、休むのは、「堕落」です。

 

一見、同じ行為をしているように見えますが、前者は、車のガソリン補給のようなもので、休むことによる好循環が生まれます。しかし、後者の場合は、快楽に溺れるようになり、俗世に戻ってこれなくなります(笑)

 

「息抜き」をするのは、しっかり勉強時間を確保して、やるべきことをやった後ということが、前提となっていることを忘れないでください。

「息抜き」には大きく分けて4種類ある

「息抜き」がどのようなものであるかがわかったところで、具体的なおすすめの息抜き方法についてご紹介しましょう。

 「息抜き」方法は、大きく分けて4種類あります。

 「息抜き」を次の2つの軸で分けて考えると4種類がどんなものであるかがわかりやすくなります。

 1つ目の軸は、「人を巻き込むか、巻き込まないか」

もう1つの軸は、「中毒性があるか、ないか」です。

 そして、この軸で分けたときに、勉強と休憩のメリハリがつけれて生産性が上がる、おすすめの「息抜き」は「人を巻き込まなくて、中毒性がない息抜き」です。

 逆に最悪な息抜きは、「人を巻き込んで、中毒性がある息抜き」です。(下図参照)

 どういうことか具体的に説明しましょう。

 

人を巻き込むかどうか?について

まず、1つ目の「人を巻き込むかどうか?」について。

あなたが選んだ「息抜き」方法が、友人や家族を巻き込むものであるならば、その「息抜き」はやめておくことをお勧めします。理由は2つあります。

 

理由1)相手に迷惑がかかるため断りにくいから

 先ほど、申し上げたように、「息抜き」をすることは大切ですが、「堕落」になってはいけません。やるべきことができていないなら、「息抜き」をする資格は、ないのです。しかし、「息抜き」として、友人と一緒に遊ぶ約束をしていたり、家族と一緒に買物に行く約束をしていたら、、、自分がやるべきことができていない状態で「ごめん、やるところまで勉強できていないから、今日は無理」とは言いにくいですよね。仮に断ることができる間柄であったとしても、あなたに合わせて確保した予定を、あなたの勉強不足という理由によって反故(ほご)にしてしまうのは相手に失礼です。このように、相手に迷惑がかかるので、断りにくいというのが理由の1つ目です。

 

理由2)相手から誘われたときに断りにくいから

 自分が息抜きしたいときに、相手を誘って付き合ってもらったら、逆に、相手から、誘われることもありえます。その時に、「いや、今はそんな気分じゃないから無理」とは言えないですよね!?最悪の場合、相互に息抜きを優先して、堕天使へとクラスチェンジする可能性すらありえます。このように、他人を巻き込んだ「息抜き」の場合、時間をコントロールできなくなるからおすすめできません。

中毒性があるかどうか?について

続いて、2つ目の「中毒性があるか?ないか?」について説明します。

ここで言う「中毒性がある」というのは、「終わりが存在しないもの」「勝敗を伴うもの」という意味で使っています。

 

中毒物1)終わりが存在しないもの

例えば、「You Tubeを見る」という「息抜き」は終わりがなく、どんどん、興味・関心を引くテーマが現れて、時間で区切っていても「もっと見たかったなぁ」となって、かえって不満がたまる可能性すらあります。一方、「今週のしゃべくり007を見る」という「息抜き」であれば、録画しておいたものを見るようにしておけば、それ以上、見ることはできません。「あー面白かった、おし!勉強、勉強」とメリハリをつけて頑張ることができます。このように、「終わりがないもの」は「もっと、もっと」となり、中毒性があるためお勧めできません。上手く物理的に終わりがくるような「息抜き」を選ぶか、終わる形にしておきましょう。例えば、好きな音楽を聞くのも、リピートするのであれば、終わりがありませんが、「この曲とこの曲とこの曲」と決めていれば終わりがあります。工夫して、終わりを迎える形に息抜きを工夫してください。

 

中毒物2)勝敗を伴うもの

また、ゲームセンターでの対戦ゲームやカラオケの点数や(20歳をこえている人であれば)パチンコなど、勝ち負けが伴うものも息抜きとしてお勧めしません。勝敗が存在する「息抜き」は勝ったときには、気持ちよく「息抜き」できますが、負けたときは、悔しくて「くそ!悔しい」となり、「息抜き」にはなりません。時には、勝った場合にも、より大きな勝利を味わいたいとなることもあります。実は、浪人生で、堕天使へとクラスチェンジするケースは、この勝敗を伴う「息抜き」にはまってしまうパターンが最も多いのです。意外に、ゲームセンターにはまる、ボーリングにはまる、パチンコにはまる等勝敗を伴うものにはまり、予備校に来なくなるというパターンは多いのです。(あっ、すいません。偉そうに語っていますが、石戸も堕天使へとクラスチェンジしました 笑)

 

 以上の理由から、他人を巻き込んだり、中毒性を伴う息抜きはお勧めできません。そうではなく、「他人を巻き込まず、なおかつ、中毒性がない息抜き」を選ぶことをお勧めします。中毒性がないものについては、「勝敗を伴わないもの」であり、かつ、「終わりが強制的に訪れるもの」にしましょう。「終わりが強制的に訪れるもの」というのは、工夫次第で、できるので、好きなものを有限の形で楽しめるのはどうすればいいか?を考えてみてください。

 

例えば、私の場合は、、、

 以前ご紹介した「おとなの週末」を息抜きにしたり、美味しいものを食べたり、ライブに一人で行くことや、週刊マンガを読むこと等を息抜きにしていました。

 

どれも、他人を巻き込まず(自分でコントロールでき)に、中毒性がない形になっていることが納得頂けることと思います。この記事をもとに、ぜひあなたにあった「息抜き」を探してみてください。うまく「息抜き」ができるようになり、今よりもっと生産性が高くなることを祈っております!!

まとめ

本日は、効果的でおすすめの息抜きの方法をご紹介しました。

 まず、最も大切なことは、「息抜き」はしても「堕落」はしてはいけないということ。すなわち、「息抜き」は、しっかり勉強した上で取るものであるということを忘れないで下さい。決めたことができていなければ、「息抜き」をする資格はありません。休み返上で勉強しましょう。

 

 勉強して、やるべきことをやった上で「息抜き」をする場合、次の2つの軸で考えてください。

 1つ目の軸「他人を巻き込むか、どうか」

 2つ目の軸「中毒性があるか、ないか」

 この2つの軸で考えて、「他人を巻き込まず、中毒性がない息抜き」の中であなたにあったものを選びましょう。そうすれば、今よりもっと生産性が高い日々を過ごすことができるはずです。医学部受験に挑戦する中で、うまく休める方法もついでに習得しちゃいましょう♪

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