「生物基礎問題精講」の医シュラン!医学部受験で勝つ問題集の使い方

「生物基礎問題精講」(旺文社)

医学部受験で勝ち抜くには、わかりやすい授業を受けることに加えて、いかに自主学習時間を効果的なものにするかが鍵となります。

自習の時間を効果的なものにするためには、2つのポイントがあります。それは、

「自分にあった教材を選ぶこと」と

「効果的に教材を使うこと」です。

ここでは、「生物基礎問題精講」(旺文社)について、どんな人が使うと効果的か?また、どのように使えば効果的か?の2つについて紹介していきます。

 

 ※ このサイトでは、医学部受験を勝ち抜いた成功者の人の意見をもとに参考書・問題集を勝手に評価する通称「医シュラン」をつくっています。ぜひ、自主学習の参考書・問題集に役立ててください。

生物の標準問題集の定番!

「生物基礎問題精講」は医学部受験生だけでなく、多くの生物選択者が最初に選ぶ生物の入試問題集です。

 

自分は医学部受験生だから基礎問題とタイトルに入っている問題集なんか選んでも仕方ないなどと安易に考えないでください。問題集に「基礎問とは入試に頻出の標準的問題を言います。基礎問は入試突破の基礎体力です。土台がしっかりするからどんな問題にも対応できます。」と書いてあるとおり、この問題集の内容を理解すれば多くの大学の問題、少なくとも地方国立大学レベルで医学部専用問題を出さない大学の生物の多くは解くことができます。

 

以下では「生物基礎問題精講」について、その構成や特徴を見ていき、どんな方におススメかをお伝えします。

「生物基礎問題精講」の構成は?

まず、「生物基礎問題精講」の構成を見てみましょう。

 

「生物基礎問題精講」は単元ごとに章が分かれており、各章では入試で出題された典型的な重要問題を「必修基礎問」、「実戦基礎問」に分けて掲載されています。そして各「必修基礎問」、「実戦基礎問」には問題に関連する知識を整理した「精講」、解放の手順、問題の具体的な解き方をまとめた「解説」がついています。つまり問題に対して「精講」で周辺知識を整理し、「解説」で実際に問題をどのように解くかについて解説しています。

「問題」→「精講」→「解説」の流れが繰り返されることで、典型問題の解放が確実に身につくようになっています。また、各章の最後には「演習問題」が掲載されています。「演習問題」は基礎問で身につけた実力を定着させるためのものですが、各演習問題がどの「必修基礎問」、「実戦基礎問」の類題か明記されているのでもし解けなかったとしても、どの問題や知識を見直せば解けるようになるのかわかるようになっています。

 

ちなみに問題数については、

必修基礎問:73題、実戦基礎問:25題、演習問題:47題です。

演習問題は必修基礎問、実戦基礎問の類題なので、まず理解するべき典型問題は必修基礎問と実戦基礎問の合計98題ということになります。

「生物基礎問題精講」の3つの特徴

「生物基礎問題精講」では典型問題の解法が確実に身につくようになっているとお伝えしましたが、具体的には以下の特徴にあらわれています。

 

・特徴1:問題が厳選されている

・特徴2:解説が丁寧である

・特徴3:厳選された問題の類題も解けるようになっている

「生物基礎問題精講」はどんな人におススメ?

次に「生物基礎問題精講」はどのような人が使うと効果的か考えてみましょう。
上述の通り、本書は入試で出題される「標準レベルの典型問題」を基礎問98題+演習問題47題に厳選してまとめられた問題集です。確かに医学部受験者、特に難問が出題される大学を志望されている方には本書1冊のみでは不十分です。しかし標準レベルの問題の解放をマスターできる本書は入試問題に触れる最初の1冊としては素晴らしい問題集です。

そこで、「生物基礎問題精講」をおススメするのは、以下のいずれかに該当する方です。
1) まだ生物の入試問題集に触れたことがない人
2) 分野によって得点率に大きな波がある人
3) 難問が掲載されている問題集に取り掛かっているが内容をいまいち理解できない人

1) まだ生物の入試問題集に触れたことがない人におススメする理由

本書は前述の通り標準レベルの典型問題の解法が基礎問の98題を解くことで身につくようにできています。厳選されている分1問1問は濃い内容ですが、比較的短い時間で全範囲を一通り終わらせることができます。なのでこれから入試問題に触れる現役生にとっては最初の一冊として最適です。

2) 分野によって得点率に大きな波がある人におススメする理由

こちらはある程度勉強している浪人生に多いかと思います。自分の好きな分野であれば高得点が取れるが、嫌いな分野であればとたんに得点できなくなる人です。このタイプの人は苦手な分野の基礎力が不足していることが多いです。まずこの問題集をやってみて、現状の自分がどの分野が理解できていて、どの分野が理解できていないのかを把握するところから始めると良いでしょう。

3) 難問が掲載されている問題集に取り掛かっているが内容をいまいち理解できない人におススメする理由

こちらは医学部受験生だからといって基礎問題が掲載された問題集をスキップしてしまった人に多いと思います。難しい解説書を読んだからといっていきなり難問の問題集が解けるわけではありません。基礎力なくして難問は解けません。まずは落ち着いて本書のような基礎問題集から始めて着実にステップアップしていきましょう。

それでは「生物基礎問題精講」の各特徴をもとに、効果的な活用法を見ていきましょう。

特徴1:問題が厳選されている

大学入試では様々な問題が出題されるため、多くの問題演習をしないといけないと考えている受験生が多いかと思います。しかし実際は厳選された良問にじっくりと向き合いその問題を解きながら周辺知識も合わせて学習するほうが効果的です。

ただ基礎問を解くだけではこの問題集の良さはわかりません。「精講」で周辺知識も合わせて復習し、その範囲で抜けやもれがないかを確認しましょう。また自分の答えが正解だったとしても「解説」をよく読み、考え方、解法が合っていたのかも確認しましょう。1問1問にここまで丁寧に時間をかけていけば生物の力は確実についていきます。

ここまで丁寧にしても問題数自体は多くないので1周するのに多くの時間はかからないと思いますので、時間効率よく生物の力を伸ばせるでしょう。

特徴2:解説が丁寧である

「生物基礎問題精講」では各問題に対して解説で図や表、考え方が豊富に掲載されており、初学者が1人で勉強していたとしてもつまずくことなく進めていくことができます。解説がわかりにくいと消化不良になり、学習効果が低くなりますが、本書ではそのような心配はないと言えるでしょう。

特徴3:厳選された問題の類題も解けるようになっている

「生物基礎問題精講」では基礎問に加えて各章の最後に演習問題が合計で47題掲載されています。演習問題としては基礎問を少し難しくした類題が選ばれていますが、基礎問をきちんと理解し、知識、解法を身に着けていれば解けるようになっています。地方国立大学医学部で他学部との共通問題を出す大学を志望している医学部受験生にはこの演習問題レベルまで解けば十分な人も多いでしょうし、より難問を出す医学部を志望している受験生にとっても難問を解き始めるための足がかりとしては良い問題です。

本書を使わない方が良い人とは?

ここまで、本書の効率的な使い方を紹介してきましたが、必ずしもすべての受験生におススメできるわけではありません。どのような人は使わない方が良いのでしょうか?

 

結論から申し上げると、

・典型問題が掲載されている問題集を既に解いた人(典型問題の解法が身についている人)

です。

例えば「生物の良問問題集」(旺文社)がそれに当たります。

そのような問題集を解いていないのであれば、「生物基礎問題精講」に取り組み医学部受験突破に必要不可欠な基礎力を身に着けましょう。

 

以上、長く「生物基礎問題精講」についてご紹介してきましたが、生物の問題集としては最も多くの人におススメできるといっても過言ではありません。ぜひおススメの対象者に該当する方は本書の使用をおススメします。

まとめ

「生物基礎問題精講」は入試で頻出の典型問題を厳選して掲載している問題集です。またその問題の周辺知識の解説、類題も掲載されており、この1冊を仕上げることで典型問題の解法を身につけられることはもちろん、より難しい問題を解くためにも必要な基礎力をつけることができます。

繰り返しますが、入試では基礎が最も大事です。基礎がないままに難問を取り組んでも、それは解答や知識を丸暗記するだけであり、少しひねられるとまったく太刀打ちができません。

 

医学部受験や難関大受験突破のための基礎体力を本書を通して身につけましょう!

 

具体的な問題集の取り組み方については、他の記事で紹介していますので、ぜひ、参考にしてください。

「実力をつけるための問題集のトリセツ!効果的な11個の使い方」

 

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「生物基礎問題精講」(旺文社)


 

「生物の良問問題集」(旺文社)


 

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