医学部受験で役立つ生物のお勧め問題集・参考書4選

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医学部合格には、参考書選びは生死を分けるほど大事なこと。今回はそんな医学部合格のためのおすすめ生物参考書をご紹介します。

この記事では医学部受験に挑まれる方のために、医学部受験用おすすめ生物参考書を3冊ご紹介いたします。どれも、医学部受験生必見の内容となっていますので、是非一度、使ってみてください。

それでは参りましょう。

1.生物基礎問題精講(旺文社)

☆こんな人におすすめ☆

生物の偏差値が河合塾の模試で50~55の人におすすめの問題集です。

☆どんな問題集?☆

基礎問題精講のおすすめポイントは何といっても、その「精講」にあります。この「精講」では、テーマごとに学ぶべきポイントが、かなりきれいにまとめられています。そのため、医学部受験のための必要最低限の知識を身につけるためには、まさにうってつけであるといえます。

さらに、特筆すべきはそのデザイン性です。通常の問題集や参考書であれば、ぎちぎちに問題を詰め込んだようなものが多く、やる気が出ない、時間を取られすぎる、などの理由で、復習するには不向きなことが多いです。

しかし、この基礎問題精講は、問題と解説が見開き1ページ内に収められており、非常にシンプルかつ、圧迫感のない構成となっています。さらには、1テーマにつき厳選問題1題ずつという配置になっており、各ページが非常に復習しやすくなっています。復習が大事になってくる医学部受験において、最強ともいえる実力を発揮してくれること間違いありません。

 

ちなみに、この基礎問題精講については、当サイト「医シュラン」の記事(http://medical-textbook.com/sankosho-mondaishu/seibutsukisomondaiseiko.html)で特徴や使い方を、より詳しくご紹介しているので、そちらもよければ是非ご覧ください。

 

基礎問題精講のおすすめポイント!!

・「精講」が簡潔で分かり易くまとめられている!

・デザインが洗練されていて、復習効率もやる気もアップ!

2.大森徹の最強講義117講(旺文社)

☆こんな人におすすめ☆

生物の偏差値が河合塾の模試で55~65の人におすすめの参考書です。 

☆どんな参考書?☆

大森徹の最強講義117選は、いわゆる問題を解いていく問題集とは異なり、普段の勉強で行き詰った時や、小難しい学校の授業の復習をするときなどに利用する、辞書的な使い方をするものになります。

見た目こそ、分厚く、いかつい感じはありますが、中身はイラストなどもかなり多用されており、非常に楽々と読み進めることができます。

さらに、大学受験の「生物」界の大御所である「大森 徹」先生がご執筆なさっているので、その解説はほれぼれするほど分かり易く、すっと頭の中に入ってきます。

医学部受験の生物において、難易度の高い問題というのは、わざと問題文をわかりにくくしたり、背景をぼかしたりすることでわざとわかりにくくしている場合が多いです。そのため、この参考書で詳しい背景知識を身につけることで、かなり難易度の高い医学部の入試問題にも挑戦することができるようになります。

 

大森徹の最強講義117選のおすすめポイント!!

・好きなタイミングで辞書的な使い方ができる!

・解説が驚くほど分かり易い!

・医学部受験に十分対応できるだけの深い知識を身につけられる!

3.視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録(数研出版)

☆こんな人におすすめ☆

偏差値にかかわらず、すべての医学部受験生の方におすすめできる万能の参考書です。

☆どんな参考書?☆

医学部受験において、復習は非常に大切なものということは、皆さんもご存知でしょう。しかし、復習をいかに効率よくするか?ということは案外知られていないことが多いです。

復習を効率よくするのに効果的な方法の一つに、「五感」をフル稼働させることが挙げられます。

目で見て、口に出し、耳で聞くことで、驚くほど復習の効率が上がるのです。

実は、ここで役立つのが視覚的にも多くの情報を持っている「図の豊富な書籍」なんです。今回ご紹介する「生物図録」はこれでもか、というほど多くの視覚的な情報を提供してくれます。さらに、最新の医学研究によるコラムも充実しており、医学部受験で聞かれがちな「時事」生物問題にも対応することが可能となります。

 

生物図録のおすすめポイント!!

・視覚的に脳を刺激してくれる、画像資料が豊富!

・最新情報が詰め込まれており、医学部受験の時事的な生物問題にも対応可能!

4.生物標準問題精講(旺文社)

☆こんな人におすすめ☆

生物の偏差値が河合塾の模試で60以上の人におすすめの問題集です。

☆どんな問題集?☆

標準問題精講は、1で紹介した「基礎問題精講」の上位互換バージョンとなるものです。

比較的難易度が平易だった「基礎問題精講」と比べると、難易度がグンと上がり、いわゆる最難関といわれる医学部受験の仕上げの段階においては、「唯一無二」ともいえる実力を発揮してくれます。

「精講」シリーズおなじみの「精講」は健在で、より一層洗練された生物知識が身につくように構成されています。もちろんですが、基礎問題精講の特徴でもあった「復習しやすいデザイン性」も継承しているため、復習に関しても心配する必要はないです。

さらに、それだけではありません。解説と問題冊子が別々になっているため、問題を解きながらうっかり答えが目に入ってしまう、なんてこともありません。自分がやりたい分だけ問題を解いた後は、しっかりと解説で知識を入れていくことができます。

実際に、筆者はこの問題集で生物の成績が70以上にまで上がった人を何人も知っています。

 

ちなみに、この標準問題精講については、は当サイト「医シュラン」の記事(http://medical-textbook.com/sankosho-mondaishu/seibutsuhyojunmondaiseiko.htmlで特徴や使い方を、より詳しくご紹介しているので、そちらもよければ是非ご覧ください。

 

標準問題精講のおすすめポイント!!

・「精講」が簡潔で分かり易くまとめられている!

・デザインが洗練されていて、復習効率もやる気もアップ!

・二分冊製で、勉強しやすい!

・最高峰と呼ばれる医学部受験の、難解な生物の問題でも解くことができるようになる!

まとめ

さて、医学部受験で役立つ生物のお勧め問題集・参考書3選、いかがだったでしょうか?

今回は以下の四冊をご紹介いたしました。

 

生物基礎問題精講 三訂版(旺文社)


 

大森徹の最強講義117講(文英堂)


 

視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録(数研出版)


 

生物標準問題精講(旺文社)


 

生物図録に関しては、医学部受験における生物を突破するためには、常に使っておいてほしい参考書です。

その他三冊に関しては、偏差値によって使い分けていくことをお勧めいたします。

偏差値50~55:基礎問題精講

偏差値55~65:大森徹の最強講義117選

偏差値60以上:標準問題精講

 

なお、偏差値が50以下の方は、学校などで配布される比較的難易度の低い量をこなせる参考書(セミナーなど)を使って、まずは基礎固めをしていきましょう。

 

どれも、医学部受験においては、最高の真価を発揮し、皆さんを合格へと導いてくれる素晴らしい参考書です。ぜひ普段の勉強や、受験勉強に使ってみてください。

また、使い方がわからないなどありましたら、コメント欄にて、遠慮なくご質問ください。

また、基礎問題精講と標準問題精講については、当サイトの「医シュラン」にて詳しく説明しているので、ぜひそちらの記事もご覧ください。

それでは、最後になりますが、この記事が皆さんの医学部合格の一助となれば幸いです。

コメント..

  
  
  • はじめまして。いつも参考にさせてもらっています。
    一つお願いがあるのですが、お時間がありましたら、
    福島県立医科大学医学部の傾向と対策の記事を作成して頂けるととても嬉しいです。

    • コメントへの返信が遅くなり申し訳ございせんでした。
      福島県立大学医学部の傾向と対策の記事をアップさせていただきます。
      随時更新いたしますので、ぜひご覧下さいませ。

  •   
  

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