【警告】センター後に勉強のやる気をなくす3つのパターン
医学部受験専門家の石戸です。
受験生の皆さん。
2日間にわたるセンター試験お疲れさまでした。
この2日間、肉体的にも精神的にも疲れたことと思います。
とはいえ、二次試験は1ヶ月後に迫っています。
本日は、センター試験後の勉強について。
多くの受験生が陥ってしまう危険な状態についてお伝え致します。
【警告】やる気をなくす可能性が高いです
結論から言うと、多くの受験生が陥ってしまう危険な状態とは、
「センター後の1ヶ月間、勉強のやる気をなくす」ということです。
これから始まる私大の試験。そして、1ヶ月後に迫った二次試験。
私大・国公立問わず多くの受験生が後、残り1ヶ月で受験が終わります。
あなたは、そう思うかもしれません。
しかし、実際はセンター試験が終わってからの1ヶ月間というのは、勉強のやる気をなくしてしまう人が非常に多いです。
なぜセンター後にやる気をなくしてしまうのか?
実は、センター試験がうまくいった場合でも、
残念ながらうまくいかなかった場合でも、やる気をなくす理由があるからなのです。
具体的には、センター後に勉強のやる気をなくすパターンには、
次の3つのパターンがあると思います。
センター後のやる気喪失3つのパターン
センター試験が終わった後、やる気をなくすパターンとして、
次の3つのパターンがあります。
① 燃え尽きパターン
② 自信喪失パターン
③ 次行こうパターン(←最も要注意!!)
それぞれについて詳しく説明していきましょう。
勉強のやる気をなくすパターン①:燃え尽きパターン
最初の燃え尽きパターンとは、センター試験が終わって達成感を感じてしまう人が感じるパターンです。
そうなった時に、達成感とセンター試験後の解放感からやる気をなくしてしまいます。
これから、センターリサーチを出されることと思いますが、そのセンターリサーチの結果を見て、A判定やB判定が出ようものなら、より安心して、もう合格した気分になります。
このように感じられている方は注意してください。なぜなら、センター試験と二次試験は求められているものが異なるため、センター試験で思ったより取れているからと言って、二次試験も取れるとは限らないからです。あなたがセンター試験に向けて猛烈に勉強したように、二次試験に向けてライバルの方も猛烈に勉強しています。二次試験で全然点が取れずに残念ながら合格に届かなかったとなれば、元も子もありません。
実際に、岡山大学医学部の過去の受験者を例に上げましょう。センター試験で900点中860点取れた方がいました。本人を含めて誰もが二次試験でも高得点が取れることを疑いませんでした。しかし、二次試験の結果がどうだったか?というと、、、数学で大コケして400点中100点台しか取れなかったのです。(岡山大学はセンター:二次=900:1200)
蓋をあけてみると合格最低点よりも数点上で合格でした。
結果的に無事合格を手にすることができたので良かったのですが、センター試験の点が良かったからといって、二次試験で点が取れるとは限らないということをご理解いただけたのではないでしょうか?
センター試験で思うように点が取れたのであれば、合格まで後一歩のところまで来ています。気を緩めることなく、あと一ヶ月間頑張りましょう。
勉強のやる気をなくすパターン②:自信喪失パターン
2つ目の勉強のやる気をなくすパターンは「自信喪失パターン」です。このパターンは、センター試験で思うような点数を取れなかった方に多く見られます。
と自信を喪失して、やる気をなくすパターンです。
このように感じられている方は注意してください。
勝負事において、実はとても重要なのはメンタルです。
やってもできないと思って勝負に臨んで勝てるわけがありません。勝負で勝つには自信を持つことが重要なのです。では、どうすれば自信がつくか?ですが、、、
お勧めの自信をつける方法は勉強することです
「これだけ勉強してきたのだから大丈夫!」と思えるくらいがむしゃらに勉強されると自信がつくのでお勧めです。
勉強のやる気をなくすパターン③:次行こうパターン
このタイプについて、もしかしたら、あなたは「本当にそんな人がいるの?」と疑問に思われるかもしれません。しかし、こと医学部受験業界では、このパターンに陥ってしまう人がゴロゴロいます。かくいう私(石戸)もその一人でした。
このパターンの人は必ずと言っていいほど多浪します。したがって、こう考えているのであれば、気持ちをぜひ改めてください。
前置きが長くなりましたが、「次行こうパターン」とは、文字通り、今年の受験を諦めて浪人すること(次年度にいくこと)を決意する方たちのことを指します。
現実的な方・安易な方向に流れやすい方・プライドが高い方に多く見られます。つまり、今自分が取ったセンターの点数では合格することは困難である。したがって、諦めるという流れになります。
現実的な方であれば、センター試験まで頑張ってきたのに点数が取れなかったから後1ヶ月頑張ってこの点数を逆転できる力は自分にはないと判断してしまいます。
安易な方向に流れやすい方はすぐに、「やらない理由」を探します。「センター試験まで頑張ってきたんだから、もう二次試験頑張っても無理っぽいし、3月までは勉強をセーブして充電期間を作ろう。」という普通の人では考えられない思考になります。
プライドが高い方は、一生懸命やって落ちる自分を周りに見られるのが恥ずかしいという気持ちから、不戦敗を選びます。自分はやればできるけど、センター試験の点がダメだから、戦うのをやめたという形で勉強のやる気をなくします。
しかし、論理的に考えれば、勉強しないという選択肢はありえません。もし、仮に不合格になったとしても、次の年もまたチャレンジするのであれば、今からの頑張りは無駄にならないからです。ですから、「次行こう」パターンに陥らずに、目の前の試験に向けて頑張って頂きたいと思います。
それでもやる気を出せない人のために、、、
以上、長々とセンター試験後にやる気をなくす3パターンについてご説明してきました。もし、あなたが、上記のいずれかのパターンになっているのであれば、要注意です。この記事を元に「やばい!やる気をなくすパターンに陥っていた」と思い、気持ちを切り替えて勉強して頂ければと思います。
とはいえ、理性では勉強しなければいけないことはわかっていても、やる気が出ない。という方もいらっしゃることと思います。明日の記事では、5浪した私(石戸)がセンター試験後にやる気を持てるようになった具体的なやる気アップ法についてお伝え致します。
まとめ
センター試験後は勉強のやる気をなくしてしまう方が多いです。
勉強のやる気をなくすパターンは次の3つ
1)燃え尽きパターン
2)自信喪失パターン
3)次行こうパターン
です。あなたが、この3つのいずれかに陥っているなら要注意です!やる気をどんどんなくしてしまう可能性が高いからです。
この記事がセンター試験後のやる気アップのヒントになれば幸いです。残り1ヶ月間のあなたの頑張りを楽しみにしています。
追伸)
本内容について動画でも解説しているので、良ければ動画でもご覧ください
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