【医学部志望者必見】模試で成果を出すための3つのポイント
5月も終わりになり、だいぶ暖かくなってきました。暖かくなってきて、なんとなーくだれている人もいるのではないでしょうか??もし、春の陽気に包まれて、いまあなたがリラックスして日々の勉強に取り組んでいるのであれば、要注意!なぜなら、ライバルは既に全力で勉強に取り組んでいるからです。今回は、緊張感を持って勉強をする方法と注意すべきポイントについてお伝えします。
医学部受験の勝負はもう始まっています!
医学部受験は7%の合格率という狭き門です。
その門をくぐり抜けるため、早い人は、小学生から必死で頑張っています。
そうです。医学部受験の勝負は、既に始まっているのです。
「やるときはやるから大丈夫!」と思っていたら医学部受験では勝てません。
(実際、そう思って負け続けた人間(私)が言うのだから間違いないです 苦笑)
医学部受験に最短で合格する鍵は、
普段からいかに緊張感をもって勉強しているかにかかっています。
では、どうやったら緊張感をもって、
勉強に取り組んでいるかどうかをみることができるでしょうか?
それは、、、
模試の結果を見ることです。
模試というのは、あなたの勉強に対する姿勢が結果として数字で現れます。
模試で良い結果が出ない人の共通点
思うような得点を取れなかった人に共通するのは、
模試の本番に向けた準備と入試を意識した実践ができていないことです。
模試の本番に向けた準備と入試を意識した実践というのは、
具体的には、以下の3つを行うことです。
1.模試について調べる
2.模試で点を取るための計画を立てる
3.模試を受ける時に時間を意識する
これだけだと、抽象的でピンとこないと思いますので、具体的に説明していきましょう。
1.模試について調べる
試験で点を取ろうと思えば、「何が出題されるか?」「大問は何問でるか?」
「どのような形式で出題されるか?」「試験時間は何分か?」について、
答えることができるようにしましょう。
どんな模試でも、試験時間と範囲が案内の紙に記載されています。紙がない場合は、主催する会社のホームページにいき、模試のページを見たら記載されているのでチェックしましょう。
このようにして、出題範囲・出題傾向・試験時間をまず調べましょう。
敵をまず知らなければ、攻略はできないからです。
2.模試で点を取るための計画を立てる
敵を知った後は、次は己(自分の現状の実力)を知ることです。
すなわち、出題範囲・出題傾向・試験時間がわかったら、
出題される範囲の中で、どの分野で何点を取るかを考えましょう。
どの分野で何点を取るかを決めたら、具体的に何を勉強するかを決めましょう。
「1と2はどちらが先でもいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、いくら自分が苦手な分野でも、模試で出題されないとわかっている分野であれば、勉強しても点数は1点も上がりません。
だからこそ、まず、出題範囲から調べて、自分の実力と照らし合わせて戦略を立てるとう順番でやる方が良いです。
3.模試を受ける時に時間を意識する
模試を受けるまでに何をやるかが決まれば後は実行するのみです。
いよいよ、模試を受ける時に、ただ解けばいいという考えは甘いです。
というのも、試験で合格するというのは、満点を取ることではありません。
限られた時間の中で、他の人よりも得点を取ることです。
そう考えたときに、必要なのは、試験時間の中で問題を解きながら、
どれだけの時間をかけて、どれくらいの点数が取れるかを考えながら、
解いていくことが必要です。
時間を意識すると、時には、時間をかけたら解けるけど、時間が膨大にかかるからという理由で飛ばすことも必要です。
上記の3つの点に取り組むと、模試で良い結果が出る可能性が高いです。
少なくとも、ここまでやって、
模試の結果が伸びない人というのを今まで見たことがありません。
そして、お察しの通り、
多くの人がこのようにして模試に向けて対策を行って
受けていません。
模試だから大丈夫!?
もしかしたら、「模試でそこまでする必要あるの?」とあなたは思うかもしれません。
「まあ、模試だから気軽に受ければいいっしょ」
「あと1年あるから何とかなるでしょ」
と、ゆるゆるの緊張感で望んでいたら、本番で良い結果はでないでしょう。
なぜ緊張感がないと良い結果がでないのか?
それは模試の結果の延長が大学受験の合否だからです。
部活動をやっている人ならわかると思いますが、
練習を本気でやらない人に、本番で良い結果は手にできません。
したがって、模試だとなめずに、緊張感を持って取り組みましょう。
この積み重ねが医学部受験本番でもいきてきます。
医学部受験本番でも、先ほど述べた3つのことを行えば結果がでます。
つまり、
1.入念な過去問の分析
2.自分の成績と過去問の分析を元に立てた計画
3.本番での点を取ることを意識した取り組み
を行えば、医学部受験でも高得点を取ることが可能になります。
模試だから、、、
と気を抜いていては本番で栄光を掴むことはできません。
アメはなめても、試験はなめるな!!
ここで、「まあ、やるときはやるから!」と日々の勉強をなめていると、本番で力を発揮することができない可能性が高いです。
というのも、受験当日は、今まで培ったものだけで勝負するしかないからです。
そして、いままで培ったものとは、日々の勉強の中で身につきます。
「やるときはやるから!」というのは甘い考えです。
実際、私を含めて、この甘い考えで失敗する人を多く見ています。
甘い考えで医学部受験にのぞむと、いざというときに自分の中にある力を引き出すことはできないのです。
だからこそ、自分の力を引き出すことができるために、
「日々の勉強の中で緊張感をもって最大限の集中力を発揮し続ける」
こと。この積み重ねを意識してください。
とはいえ、普段意識するといっても中々難しいので、
模試を一つの区切りと考えて、模試ごとに対策を考えましょう。
そして、立てた計画を実行して、結果を出す。
結果が出れば、「やった!」と思って、「次も頑張るぞ!」と好循環になるので、
まずは、目の前の模試で結果が出るように、リサーチと計画を立てましょう。
そして、計画を立てたら、緊張感を持って日々の勉強に取り組みましょう。
日々の勉強を、模試を、いかに本番につながっているものだと意識できるか?
勝負の明暗はこれにかかっているといっても過言ではないでしょう。
多くの人が模試に対して、甘く考えているので、
意識すれば劇的に成績が上がります。
ぜひ、本日の3つのポイントを行い、成果を出してください。
まとめ
photo:Seattle Mariners right fielder Ichiro Suzuki (51)
日々の勉強の取り組みが、医学部受験本番の結果につながります。
緊張感を持って勉強するためにも、模試ごとに計画を立てましょう。
模試で成果を出すポイントは次の3つです。
1.模試について調べる
2.模試で点を取るための計画を立てる
3.模試を受ける時に時間を意識する
あなたが志望校で受験をするときに、最高の集中力で、最大限の力を引き出せるように。
日々の勉強が合否に繋がっているという気持ちで、勉強に取り組んでみてください。
また、受験に臨むときのための練習だと思い、模試を活用してください。
模試だからとナメるのではなく、手を抜かずに取り組みましょう。
緊張感を持った勉強の積み重ねが、合格につながっています。
特に、医学部は7%という狭き門です。この門をくぐり抜けるためには、コツコツとやり続けるしかありません。
「小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
イチロー
次の模試の結果で、「成績が上がりました!」というご報告を頂けること、期待しています。
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