医学部受験生の悩みの種!?センター試験の国語の重要度ランキング

2019年05月14日 志望する大学の特徴

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国公立大学の医学部受験においては、「センター試験で9割近くの点数が必要」とよく言われます。しかし、点数が上がってくると9割というのが簡単なハードルではないことが分かります。中でも理系の人には、センター試験で課される国語が苦手ということはよくあることで、国語の点数によって合計点が大きく崩れるということは医学部受験あるあるです。しかし、国語ができないからといって諦めてはいけません。うまく出願すれば、国語の失敗を十分カバーすることができます。
 本日は国語が苦手な受験生や、センター試験の国語で残念ながら失敗してしまった方に向けて、各大学のセンター試験の国語の重要度をランキング形式で紹介します。

逃げるは恥だが役に立つ!?

まず初めに、センター試験の国語の「重要度」をどのように判定するのかをお伝えします。

 

別記事「入りやすい医学部ってどんな医学部?」で言及しているとおり、国公立の医学部はセンター試験と個別試験の合計得点で合否が争われます。そして、センター試験・個別試験ともに、大学によって各試験の配点が異なっていたり科目の得点比率がばらついていたりします。

つまりセンター試験の国語の配点がセンター試験と個別試験の合計配点に占める割合に着目すると、その値の大小に違いが出てくるのです。これを踏まえて、“センター試験の国語/センター試験と個別試験の合計”という総得点に占める国語の割合の比率が大きい場合、重要度は「高い」、比率が小さい場合、重要度は「低い」と判定することとします。

 

読者の方の中には、「正攻法で苦手な科目も克服してやる!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、すべての科目が完璧にできるにこしたことはないでしょう。しかしながら、入試までの時間は限られているため、すべての科目を完璧にできるという方はごく少数でしょう。したがって、不得意な科目から逃げることや、自身に不利な影響(得点割合や出題分野など)を最小限に抑えるといった戦略も、医学部合格のためには大切な要素の一つであることは頭に入れておきましょう。

二次試験でも国語が課される国公立医学部

国語の重要度ランキングを発表する前に、もう一つお伝えしなければならないことがあります。それは国公立医学部受験において、一部の大学ではセンター試験だけでなく個別試験でも国語を課す場合があるということです。

 

 とはいえ理系学部の入試であるため個別試験で国語が必要となる大学は少なく、2019年度入試では東京大学、京都大学、名古屋大学、山形大学の4校のみです。こういった大学では、必然的に全体に占める国語の重要度が増すことはお分かりいただけるでしょう。

 

 ただし注意しなければならないのが、個別試験で国語を課す大学の間でも、その出題内容が異なっている点です。例えば、東京大学では現代文、古文、漢文の全てが問われるのに対して、山形大学では現代文のみの出題となっています。

 したがって、もしセンター試験の国語で古文、漢文が足を引っ張って点数が伸びない場合でも、現代文で高得点を望めるのであれば山形大学も志望校の一つとなり得るわけです。詳細は大学ホームページの募集要項等に掲載されているので、是非確認してみてください。

発表!センター試験の国語の重要度ランキング

それでは、発表していきましょう。

前期日程の国公立医学部におけるセンター試験の国語の重要度ランキング(2019年度版)はコチラです。

※個別試験で国語を課す東京大学、京都大学、名古屋大学、山形大学を除く

 

最大で4倍以上違う重要度

いかがでしょうか?上のランキングから重要度の最も低い東北大学(4.2%)と最も高い島根大学(17.2%)を比較すると、4倍以上になることが見て取れます。

 4倍といわれてもピンと来づらいかもしれないので、少し具体的な例で考えてみましょう。センター試験と個別試験の合計得点が東北大学も島根大学も同じ1000点満点であると仮定したとき、それぞれの得点比率を当てはめてみると、前者は1000点中42点、後者は1000点中172点をセンター試験の国語が占めることになります。このとき東北大学に出願した2人の医学部受験生のセンター試験の国語による差が5点である場合、島根大学に出願すると4倍の20点差に広がることになるのです。

 

 以上のことから、どの大学に出願するかによって、合否に及ぼす影響が大きく異なることがお分かりいただけたと思います。しかし裏を返せば、センター試験の国語が苦手な受験生や実際にセンター試験の国語で失敗してしまった方でも、その重要度が低い大学を選ぶことで、ある程度取り返せる可能性があるということにもなります。センター試験で思うような点数が取れなかったからといって投げやりになるのではなく、今一度冷静に状況を分析して個別試験に向けた逆転の一手がないか考えてみましょう。

 このランキングがあなたの合格の一助となれば幸いです。

まとめ

国公立医学部受験におけるセンター試験の国語の重要度ランキングについてまとめると、

① 高得点帯の勝負となるセンター試験では、苦手科目を避けるのも一つの戦略

② 東京大学、京都大学、名古屋大学、山形大学では個別試験でも国語が課される

③ 重要度を比べると、最大で4倍以上の違いがある

④ 出願する大学の配点によっては、ある程度失敗を取り返せる可能性がある

の4つがポイントとなります。

 

 医学部受験生の悩みの種となりがちなセンター試験の国語ですが、思わぬ解決法が見つかることもあります。本記事では医学部受験生が最も苦手とする国語について取り上げましたが、他の科目についても同様のことが言えます。もちろん不得意科目の克服を目指して勉強を進めることが先決ですが、出願に際しては自身にとって最も有利に戦えるフィールドを見つける努力も怠らないようにしましょう!!

 

本記事内で登場した過去のオススメ記事

「入りやすい医学部ってどんな医学部?」


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