勉強が続かない理由と勉強を続ける3つのコツ

続く?続かない?

本題に入る前に、まず、いつもご覧頂いているあなたにご報告があります。
 実は、この記事は100本目の記事になります!!
 記事の更新を続けることができたのも、応援してくださるあなたのおかげです。改めてお礼を申し上げます。

 いつもご覧くださりありがとうございます!
 これからも、あなたに役立つ記事をせっせと更新して参りますので、よろしくお願いいたします。

 中には、このページが初めてという方もいらっしゃることと思います。初めての方は、これを機に時々当サイトを訪れて頂けたら大変嬉しく思います。

 さて、記念すべき100本目の記事ということですので、今回は、多くの中高生が抱えるお悩み「勉強が続かない」ということについて、なぜ勉強を続けることができないのか?とどうやったら続けることができるか?続けるための3つのコツをご紹介致します。

勉強が続かない理由・・・それは、

 結論から申し上げると、勉強を続けることができない理由は、目的意識がないからです。英数国などの勉強自体は基本的に面白くありません。それは、大学に入ってからや、大人になっても英数国の勉強をしている人なんてほとんどいないことを見れば明らかでしょう。きっと、あなたのお父さんお母さんは、「今日は久しぶりの休みだな!よし、今日は久しぶりに枕草子を読むか」とは言わないですよね(笑)点数を取るために行う、受験勉強は、誰だって面白くないのです。

 それでも、勉強を続けることができるのは、勉強をすることによって得たいものが明確だからです。つまり、勉強する目的を持っているから続けることができるのです。

スマホゲームから学ぶ目的意識

 目的が明確であれば、地道な作業や単調作業でも苦にはなりません

例えば、今流行りのスマホゲーム。

スマホゲームには、ログインボーナスというものがあります。毎日、ゲーム画面を開いたらご褒美がもらえます。そして、スマホゲームには、デイリー報酬というのもあります。日々のノルマを達成したら、報酬が得られます。

 毎日同じことをするわけですから、当然、その行為自体は楽しくはないでしょう。「うへへへ。今日もゲームを開くぞ!ワクワク、ワクワク」と毎日思っている人は、まずいないでしょう。報酬をもらうという目的があるから、ゲームを開き、毎日ご褒美が欲しいから単調作業でも毎日時間を見つけて日々のノルマを行うのではないでしょうか?

 この場合、目的は、「ゲームで強くなること」です。だから、地道な作業でも、単調作業でも、目的のために、日々頑張り続けることができます。

 

 勉強も同じです。

 

 毎日、淡々と机に向かって、勉強をするという作業は、単調であり地道な作業です。その行為自体を楽しむことは99.9%不可能でしょう。それよりも、勉強をすることによって得られる先を見ましょう。そうすれば、勉強を続けることができます。目的意識を持つ。何かを続けるには非常に大切なことです。

目的はより具体的に持とう!

 この記事をご覧頂いている多くの方が、「医者になる」という目的を持たれていることと思います。「医者になる」という目的はあるけど、勉強を続けることができません。という人も中にはいるでしょう。実際、私(毎度おなじみ石戸です 笑)も、医学部に行きたいという目標は持っていましたが、勉強を続けることはできませんでした。

 きっと、あの頃の石戸少年は、将来像が、漠然としていたから、勉強が続かなかったんだと思います。「医者になる」と一言で言っても、実に色々なお医者さんがいます。

・どこの医学部に行くか?

・どんな医者になるか?

・医者になって何がしたいのか?

・どこで働きたいか?

・将来、やりたいことは何か?etc

浪人して、何度も医学部に落ちて、一人で考える時間が増えて、初めて上記のことを考えることになりました。その結果、具体的な将来像が描けたから、将来やりたいことが決まったから、勉強が続いたのだと思います。だから、あなたも、勉強が続かないときがあるのであれば、ぜひ具体的な将来像を考えてみてください。どんな将来像だっていいです。それがゲスな野望であっても、あなたが頑張ろうと思える力になるのであれば、いいと思います。だから、ぜひ、勉強が続かないのであれば、考えてみてください。どんな人生を送りたいのか?自分はどんな大学生活を送りたいのか??

そうは言っても、、、

 しかし、そうは言っても、今まで、自分の将来について具体的に考えた経験なんてない人がほとんどでしょうから、いきなり具体的な将来像を考えましょうと言われても難しいと思います。

 その人は、無理に考える必要はないと思います。憧れを持っていて、漠然と医者になると思ったり、漠然と東大生になると思って頑張ってもいいでしょう。それでも、時々、誘惑に負けて勉強が続かなくなる。。。そんな人は、将来のための職業トレーニングだと思って頑張ってみてはいかがでしょうか?

 つまり、この受験戦争において、勉強を続けることができるというのは、「つまらないこと、地道なことでも続けることができますよ」という証(あかし)だと思います。だから、勉強を続けることができるというのは、将来の成功が約束されていると言っても過言ではありません。きっと、難関大学の人の方が、有名企業に採用される可能性が高いのは、次のような側面があるからだと思います。それは、会社のお偉いさんが、難関大学出身の人に対して、「この人は面白くない勉強でも続けてこれたわけだから、我が社の仕事で面白くない作業に直面したときでも、歯を食いしばって頑張ってやってくれる」と思うことです。

 ですから、将来の具体的な目的意識が決まらないという人は、将来のことは一旦考えることはやめましょう。そして、今、勉強を続けることができるかどうかは、あなたの人生で成功するかどうかがかかっている試練だと捉えてみてはいかがでしょうか?

だが、しかし!目的はあっても、勉強は続かない!

 目的意識が明確になっても、人生の試練だから勉強を頑張ろうと意気込んでも、長くは、勉強し続けることはできないものです。だって、世の中、誘惑にあふれていますからね(笑)ですから、時には、また勉強ができなくなるときもあるでしょう。

 それでも、目的意識や頑張ろうという意識があれば、「あー、またやってしまった!なんて俺は自分に甘いんだ」と反省できます。これすごく大切です。目的意識がなかったり、頑張ろうと思っていなければ、勉強しなくても何も感じないですから。「やってしまった!!」と反省し続けることで、少しずつ、少しずつ、「できる自分」になっていくので、反省を繰り返しましょう(笑)

とっておきのコツを教えます

 とはいえ、誘惑に負けてしまうことは、あっても、できるだけ誘惑に負けないように、工夫することも大切です。自分に甘く、誘惑に負け続けた私から、誘惑に打ち勝つために編み出した勉強を続ける3つのコツを100記事記念ということでお伝えしましょう(笑)

勉強を続けるコツ1)時間割をつくる

 以前、「自習を長時間続けるコツ~浪人職人イシトユウコの7つのルール~」の記事でも紹介しましたが、時間割をつくるというのは、すごく大切です。

 時間割をつくっておけば、やる気に関係なく、勉強することができるからです。

 「あー、今日は何となく数学を勉強する気になれないな」と思うこともあると思います。しかし、学校の時間割に数学が入っていたら、あなたの気持ちとは関係なく、授業が進みます。だから、強制的に勉強します。実際、小学校、中学校で授業を受けて、学習したことって思い返せば膨大な量ではないでしょうか?算数・国語・理科・社会・英語と色々な科目で色々な内容を学んでいます。日々、その日の気分で勉強していたら、絶対にこれだけの学習量にはなっていないですよね。あなたの気持ちとは関係なく、強制的に進む時間割があったから、たくさんの量を学び続けることができたわけです

 だから、ぜひ、学校から帰った後、予備校の授業が終わった後の時間割を作っておきましょう。そうすることで、考える時間も省かれて、強制的に勉強を続けることができます。

勉強を続けるコツ2)強制力を働かせる

 続けるコツ1と関連しますが、強制力を働かせるというのも、続ける秘訣です。例えば、先ほど紹介した時間割もそうですが、他にも、「周りに宣言をすること」や、「授業を入れること」なども強制力を働かせる仕組みになります。

 自分に甘く、誘惑にすぐ負ける私は、朝起きれないので、朝1番に予備校の授業を入れていました。「起きても起きなくても良い状況」と「起きなければ授業が受けれない状況」であれば、起きる可能性は大きく違いますよね。私の場合、朝から勉強したら、「せっかく朝起きて勉強したのだから、このまま終わらせたらもったいない」という気持ちが働いて、夜まで勉強できたので、朝1番に予備校の授業を入れていました。逆に言えば、朝起きれず、夕方4時とかに起きたら、「あーあ。もう予備校の授業終わっちまったよ。最悪だな。今日は何か勉強する気おきないな。よし、今日は一日OFFにしよう」みたいになってしまっていました。だから、強制力を働かせることはすごく大切です。

 他にも、「友人と一緒にテストをする」ということもやりました。範囲を決めて、お互いにテストを作って解いていました。勉強して、テストを作らなければ、友達が困るので、やらざるをえない。このように、強制力を働かせることはできないかを考えてみてください。

勉強を続けるコツ3)「楽しめないか?」を考える

 冒頭で、勉強は楽しくないと言ってきましたが、楽しくない中で、何か楽しむことはできないか?と工夫をすることも続けるコツの1つです。

 例えば、この記事を書くときも、「これとこれを組み合わせたら、面白いじゃん!」とか考えると記事を書く作業も楽しむことができます。例えば、先ほど紹介させて頂いた「自習を長時間続けるコツ~浪人職人イシトユウコの7つのルール~」の記事や、「【検証】青チャートだけやれば医学部受験の数学で合格点が取れる説」の記事、「医学部受験生にも役立つ!?漫画で学べる勝負事で大切な3要素」の記事などは、企画してから、書きあげるまでに時間はかかっていますが、楽しみながらできました。

 勉強をする中で、楽しむことはできないか?と考えてみてください。例えば、友達と順位を競ってみたり、順位の推移表を作って、成績の伸びを見たり、使った計算用紙を捨てずにとっておいて満足感を味わったり、何か工夫して楽しむことはできないか?と考えてみるのはいかがでしょうか?

続ける力はとても偉大です

 以上、勉強を続けることができない理由と、勉強を続ける3つのコツをご紹介しました。最後に、この「続ける力」というのは、中学生・高校生の間に身に着けることができれば、一生ものの財産になります。別に勉強でなくても構いません。あなたが、まだ受験生でないのであれば、まずは、自分が打込めることを徹底的に追究する姿勢を持ち、続けてみてはいかがでしょうか?そうすれば、続けることができる人間になれて、そのうち、面白くない勉強でも続けることができるようになります。続ける力を身に着ければ、医大に合格でき、大学入学後も続ける力で、偉大な人になっていくことでしょう。

まとめ

 本日は、「勉強が続かない」というお悩みに対して、勉強が続かない理由と勉強を続けるための3つのコツをご紹介致しました。

 勉強が続かない理由は、目的意識がないからでした。したがって、勉強を続けるために、勉強をする目的を持つことが大切です。そのとき、目的はより具体的なものにしましょう。どこで、どんな風な人生を歩みたいか?それが明確になればなるほど、辛い勉強でも耐えることができます。

 具体的な目的が描けなかったら、その時は、先の事は考えず、とりあえず、頑張ることができれば人生の成功は約束されているぜ!イェイ!!というノリで勉強を頑張りましょう。

 

 とはいえ、誘惑に負けてしまうのが、人間です。ですから、誘惑に負けないような工夫も日常の中で取り入れましょう。具体的なコツは3つです。

 勉強を続けるコツ1)時間割をつくる

 勉強を続けるコツ2)強制力を働かせる

 勉強を続けるコツ3)「楽しめないか?」を考える

 

ぜひ、本日の記事の内容が役に立ち、続けることができる人間になって頂ければ幸いです。ちょっとしたきっかけで人生は変わります。本記事が、あなたの人生を変える一助になれば、これ以上嬉しい事はありません。

 

本記事内で登場した過去のオススメ記事

自習を長時間続けるコツ~浪人職人イシトユウコの7つのルール~

 

【検証】青チャートだけやれば医学部受験の数学で合格点が取れる説

 

医学部受験生にも役立つ!?漫画で学べる勝負事で大切な3要素

 

 

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